父がフィリピンパブにはまったときの修羅場。

前提として、父は自己愛性人格障害っぽい。

そしてパチンカス。

当時自分は高校3年。

受験を控えた夏だった。


それはある日突然、父が家の中で英語交じりの会話をするようになった。

そして口を押さえて、

「おっと、国際的な俺が思わず英語出てしまったぁマイッタマイッタ」

ウザいことこの上ない。

「いやぁ、昨日はカトリーヌ(仮)と話をしたんだけど、」

とか夕飯時に喋ってくる。

黙れ。

当然、自分以上にイラついていたのが母。

嫌悪感を隠そうともせず、汚物を見る目を投げかける。

急速に悪くなる父と母の関係。

修羅場は、両親と3人でカラオケに行ったときのこと。

3時間で入って、父が1時間ほどでフィリピンパブに行くために抜け出しやがった。

母がそれを追いかけて出て行く。

自分は一人置いてけぼり。

結局2時間ほど一人カラオケ。

父、母の順に帰ってきて会計をすませる。

その後、なぜか父が激昂。

「お前どこ行ってたんだ!!浮気か!!」

意味不明。

浮気は貴様だろ、氏ね。

母は泣く。

自分は

「ふざけんな!!」

と父の胸倉を掴む。

「それでも父親か!!!!」

手を出さなかった自分をほめてあげたい。

「なんだと!」

怒りで顔を紅潮させ、家を飛び出した。

人生であれほど殺意が沸いた瞬間はない。

その後も父と母の関係は改善せず。

自分は冷戦状態。

当然パブ通いは継続。

半年ほどして、自分は大学に通うため一人暮らしをすることになり修羅場から開放された。

今にして思えば、そんなたいした修羅場じゃないのだけど、そのときの自分は精神的にキて成績は下がるし(数学80→15点w)母の実家からは今の高校通うの難しいから、担任に

「転校するかも・・・」

と相談して、

「なに馬鹿なこといってるんだ」

とあきれられるし離婚したら母親についていくつもりだったから、母の旧姓と自分の名前を当てはめて姓名判断とかして一人で盛り上がってた。