去年の今頃の事を思い出したので記念カキコ。
同性愛とか駄目な人は読まない方がいいかもしれません。
登場人物
私…23。専門学校生。
A…26。会社員。私と同居中
キチママ…5~60後半くらい?
キチ息子…30後半くらい?キチママの息子。ヒキニートらしい。デブ
ある日曜日、Aが出かけ、掃除をしようとした時にインターホンが鳴ったので出てみると知らないおばさんがと男がいた。(キチママとキチ息子
「どちらさまでしょうか?」
と聞いてみるといきなりキチ母が「Aと別れろ!!」と言ってきた。
この時点で(゚Д゚)ハァ?状態で訳が分からなかったけど、マンションだしもしかしたら家を間違えているのかもしれないと思い、話してみたら予想以上のキチだった。
私「すみませんが、お宅をお間違えではありませんか?」
キチ母「そんなはずはない。1階の表札に○○(A名字)が書いてあった!」
私「(なんでAの名前知ってんだ)…そうですか。ところで、ご用件はなんでしょうか」
と、キチ親子がなんでここに来たかを聞いてみるが、まともに話にならない内容だった。
キチ母の話を要約してみると
・お前(私)はAには釣り合わない男だ。今すぐ別れろ
・うちの息子はいい歳だから結婚させたいがなかなかお眼鏡にかなう女がいない。でもここに住むAなら結婚させてやってもいい
・だから別れろ。でもお前がかわいそうだからうちに来てもいい。私が結婚してやらないこともない
・結婚したらお前とAは働け。家に金を入れろ
(Д)゚゚
ここまで聞いて頭が痛くなりました。
ていうかなんであんたらAを知ってるんだと小一時間問い詰めたかった。
玄関先でこんな話されても困るし(家の中でもいやだけど)キチ母はなんか怒ってるし、キチ息子はニヤニヤしてるし。
劣化版あき竹城とバナナマン日村が並んでいるツーショットはなかなか見れないだろうなぁって思ってた。
どうやって断ろうか、追い返そうか。そもそも警察よぼうかと考えているとAが帰宅。
Aを見た瞬間キチ息子のテンションが見てわかるレベルで急上昇するのがわかった。
A「…どちら様?」
私「えっと…」
どうやって説明しようか。
そもそもまずAを逃がした方がいいんじゃないかと考えていると、キチ親子がさっきと同じことを言い始める。
私がいい加減帰ってください。そんなこと言われてもそんな気はありませんし迷惑です。これ以上いるなら警察を呼びます。
と言ったらキチ親子がファビョったけどなぜかAがそれをなだめる。
A「とりあえず話が見えないので一応そちらの主張を全部話してください。私は黙ってて」
とりあえずAはキチ親子の言い分を聞く(上記と同じこと)。
で、全部聞いた後、Aはごめんなさいとキチ親子に丁重にお断りした。
「結婚もお付き合いも無理です」
それを聞いてキチ親子はファビョる。
うちの息子ちゃんのなにがいけないんだとか、そいつ(私)よりもうちのほうが絶対いいとか言ってたけど次のAの言葉で固まった。
「私同性愛者なんです。彼女(私)と付き合ってるんです」
「声も低いし背も高いし髪も短いし目つきも悪いですけど、私ちゃんは立派な女の子ですよ」
今まで書いてなかったけど私とAは女性。
同居ではなく同棲中だった。
私は昔から男性によく間違えられるし、この歳になってもAと一緒にいるとかなりの確率で男性に間違えられる。
そして、今回は私を男性でAの恋人だと勘違いしたキチ親子が別れろと迫ってきたという話だった。
キチ母は嘘だとか気持ち悪いとか言ってて、キチ息子はなんか怒鳴って顔真っ赤にしてフーフー言ってた。
これはもう危ないなと思って110打った携帯の画面を見せて、帰ってください。帰らないのなら警察を呼びますって言ったらなんか言いながら逃げ帰って行った。
それからしばらくの間、なんだかキチ母らしき人ががこのマンションには同性愛者が住んでるだのなんだの言いふらしていたみたいだけど、うちのマンションに住んでいる人はだいたい私たちの事を知っているのでみんなスルーしていた。
Aの父のマンションだし、Aの知り合いも多くいたので。
そのうち逆に「あの親子の方が異常よねぇ」って話になってヒソヒソされていつの間にかいなくなっていた。
以上です。
長々とすみませんでした。
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