伯父が15歳も年下の20代女性と結婚した時の話。

しかも知り合って3回目のデートでプロポーズして、その足で結婚式場へいき、たまたま空いていた2ヵ月後の平日の仏滅に予約を入れて、とにかく大急ぎで結婚までたどり着いた、という感じだった。


ところが、当日、式の前から新婦がやたらと不機嫌だし、新婦の両親もなんだかトゲがある感じだった

(もともと、新婦の両親は結婚反対してた、と聞いたので仕方ないけど)

しかも新婦が式の最中にわんわん泣き出した。

うれし泣きという感じじゃなくて明らかにヘンだし、新郎が慰めようと手を差し伸べたら、それを振り払いさらに手近にあったシャンパンを新郎にぶっかけて

「キモイ。触るな、ジジイ!」

と喚いて会場から逃げ出した。

しばらくして新婦は戻ってきて、司会者の人は、新婦は少し緊張されていたようで~と誤魔化していたけど、その後も機嫌が直る様子も無く微妙な雰囲気のまま終わり。

結局、二人は入籍もせずに破談。

後から聞いた話では、結婚式直前になり新婦が「やっぱり結婚は急ぎすぎじゃないか」と不安になったのを結婚したい新郎が説得しまくって、当日も式を挙げる前に話し合いたいという新婦を新郎の親・兄弟が取り囲んで「今更やめられない」と説得し強引に強行。

さらに当日、新婦の友達が「実は私も結婚が決まった。相手は3歳年下の彼」と報告をうけ、何でこんなオッサンと自分は結婚しなきゃいけないんだ、とつらくなってしまったらしい。