数年前の修羅場。

ちょっとフェイク有。

数年前の12月、首都圏で一人暮らししていた妹が

「探す必要はないです」

と書き残して行方不明になった。


三年付き合った彼氏と妹は婚約したばかり。

この状況でいなくなるなんて有り得ない。

しかし職場からきっちり休暇貰ってたり、貴重品やら衣服やらがなかったりと明らかに自分の意思で行方眩ました感じで、婚約者の親は妹が浮気して逃げたんじゃないかって弁護士たてて、婚約破棄と慰謝料請求の準備を始めた。

これが第一の修羅場。

妹が行方を眩ましてから10日、俺一家や妹婚約者一家が妹の行方不明に気付いてから5日位たった頃、妹の弁護士だという男が俺の家に来た

(俺は妹の家から二駅くらいのところに一人暮らし。実家は飛行機の距離)

弁護士曰く、妹の婚約者が妹の持ち物(本百余冊、USB、パソコン、陶器の食器、アクセサリー類とレース細工)を全て勝手に売却&処分。

妹の婚約者が妹に

「嫁は遊んじゃ駄目。俺のものは俺のものだけど嫁のものは俺のものだから売った金はオレノモノ」

的なことを言っていた事が判明。

(妹はものが捨てられたと判った時点で録音し始めてた)


妹は婚約者に婚約破棄と慰謝料請求するからそれだけ知っといて欲しい、ということを弁護士経由で伝えてきた。

俺は妹が浮気したんだろうって思ってたから申し訳無くて仕方なかった。

ちなみに妹はぼんやりしたまま家出して、気付いたら携帯水洗いしていたそうだ。

なんか悲しくなってきたからと勢いだけで出国。

ずっと行きたがっていた海外にいるらしい。

そりゃ連絡もつかない。

そんな第二の修羅場。

その後、帰国した妹は弁護士と一緒に婚約破棄と慰謝料請求をした。

妹婚約者は号泣、婚約者両親は平謝りして

「捨てたり売ったりしたものは全部探しだして返すから婚約破棄だけはやめてくれ」

と懇願。

しかし妹の自作アクセサリーやレース細工、趣味で書いていた絵や小説のデータは取り返せない。

妹は慰謝料ぶん取って無事婚約破棄した。

そんな妹が新たな婚約者を連れてきたので記念カキコ。

まとまってなくてスマン 今度こそ幸せになれ。