新郎新婦ともに大学のサークル仲間という式で、スピーチをした時。
私は大痔主で普段から体調を崩すたびに脱肛&大出血で死にそうになる。
とくに冬場は症状が重くなるのだが、式は2月の強烈に寒い日。

体調を万全にして尻をあっためる努力もむなしく、式の二日前に
仕事で長時間屋外にいたことが災いして肛門が火を吹いた。
強力ポステリザン軟膏を使うも、式場への長旅で症状はさらに悪化。
しかも控え室は暖房がうまく効いておらずますます尻が冷え、
式開始時には拳を握り締め脂汗を流す事態に。
出血はナプキンで抑えたものの、こいつが歩くたびに患部に擦れて痛い!痛い!
それでもなんとか痛み止めで耐えていたが、スピーチのために壇に上った瞬間
ブツッという鈍い音とともに凶悪な痛みと生暖かい血が溢れる感触が。
スピーチは何を話したかおぼえてない、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりつつ話したので
たいそう感動的に見えたらしいが。
直後に退席し、事情を話して帰らせてもらって病院へ直行。入院した。