台風まっしぐらの夕方、息子のピアノの先生がデキちゃって結婚式を挙げた。
スクールの生徒と両親は強制参加だったのだが、式場に到着した誰もが強風のおかげでサイヤ人のような髪型。子供たちは雨に当たり寒がっていた。

そんな中無事に式が終わり次は披露宴かと思いきや司会のアナウンス「皆さーん!豪雨の中ですが新郎新婦の強い希望により中庭でのフラワーシャワーを決行しますので外の階段に並んで下さーい!」
スタッフの方が中庭へのドアをあけると物凄い強風でロビーの花瓶が落ち、雨水も入り放題なのに「お早めにお願いしまーす!外に出てくださーい!」と背中を小突かれ次々と外に出て行く参列者。風で折れるヤシの木。
雨に濡れつるっつるの階段の両脇に全員並ばされ、寒さで震える子供たちの中には「もうやだ帰りたーい」と泣き出す子もいた。
その状態で15分くらい待って新郎新婦が階段を下りてきたのだが先生(新婦)がつまづいて転倒。妊婦の転倒に悲鳴があがるなか先生は鬼のような形相で立ち上がりセレモニー続行。
転倒でブーケやベールが飛んでいったままクラッカーやら何やら色々やってたが目に雨が当たり良くわからない。
そしてブーケトス。独女やシンママが並ぶ人混みに手のひらサイズのブーケが投げられた!…落ちたー!誰の手にも届かないまま石畳の上でブーケは粉々になった。
その後の披露宴では幼い子供たちが余興をやらされる予定だったが、びちゃびちゃに濡れてソファーでぐったり動かなくなった子供を連れて帰らない親はいない。
ご祝儀だけ置いて帰りました。
披露宴のみ出席した友人は「ウェディングケーキが倒れて地獄絵のようだった」と嘆いてました。
ピアノスクールは辞めました。