昨日、20年来の友人の結婚式に参加してきました。

10年前。当時中学生だった私は、
その友人の父親に性的ないやがらせをされましたが、
「自分の父親がこんな人間だと知ったら悲しむだろうな」という思いから、
その事を友人に悟られないように接してきました。


ストレスで人間不信になった私は多くの友人を失い、
不登校となって進学の道を断たれてしまいましたが、
私の潔癖な正義感はそれを恨むことも疑う事もありませんでした。
昨日まではそうでした。

結婚式には友人の父親も参加していましたが、
始終作り笑顔を絶やさない私に安堵をおぼえたのか、
友人の父親は私に酌をしようと近寄ってきました。

めでたい場で、私が過去の失態をさらさないかと心配したのでしょう。
媚びるような笑みは、却って私の神経を逆なでするだけでした。

溢れる嫌悪感からお手洗いへ立ちましたが、
友人の父親はなおも私を追いかけてきました。
どうか言わないでくれと懇願するつもりだったのかもしれません。
思えば、嫌がらせを受けた日も私の後を付きまとっていました。

きっかけはほんの些細なことに思えるかもしれません。

しかし、人の10年を踏みにじった挙句、
自分の娘の事しか考えられない屑に改めて怒りを感じた私は、
笑顔を交わした帰りしな、ことの顛末を友人にメールで告げました。

まだ友人から連絡はありません。
私にとっても、彼女にとっても、もうお互いがお互いを
「友人」と呼べる仲ではないのかもしれませんけれど。