送付者の名前書いてなくて、誰かと思って封筒開けてみたらロミオレターだったよ。 

お久しぶりです、ロミオです。 
あれから何回かの正月が過ぎましたね、元気にしてますか? 
(この年末に親が亡くなった事が長々と) 
忙しい日々が終わり、時間が出来てくるとあの時君を泣かして 
しまった事をただただ後悔し、胸を掻き毟りたくなります。 
(私)と一緒にすごした10年間が、この4年間俺の心の支えでした。 
(仕事復帰したとか、環境ががらっと変わってたとか長々と) 

また1からスタートです。 
このスタートに君が隣にいてくれたらいいな、夢をみたりしますが…
今、なんとなくこの会社に入った時の事を思い出しました。 
分からないばかりで、一緒に雑誌や本で調べたりしたよね。 
なつかしいなあ、あの時は(私)がいたんだなぁ…。 
出来ればまた、話したいよ。 
積もる話もあるし、(私)の話も沢山聞きたいよ。 
何より、一番初めに謝りたい。 
(私)に会える日を思って…。 

これ、4年前に別れた元彼からきた手紙です。 
地味にきますね、こっちは楽しくやってて忘れかけてたのにダメージ来るね。
この元カレ、学生時代から10年つきあってたんだ。 
ある時友人の結婚式の帰りに、 
「お前と結婚する気はないが、このまま付き合ってたい。 
ここまで付き合ったら、結婚なんて意味ないようなもんだろ」 
って言われ、正直普通の家庭に憧れてそろそろ…とか思ってたり 
してた時だったので、当時30の私はショックを受けた。 
ショックすぎて言葉が出なくて、帰って泣いたw 
でも、10年も付き合って周囲が結婚ムードだったりしたので、 
元カレにもプレッシャーがあったんだろうなと今なら思う。 

その時はショックを受け気持ちが若干萎えつつも、まだ元彼の事 
好きな気持ちもあったので暫く様子見て言葉の真意を聞こうとか 
思った矢先に、元カレの親が倒れ、介護が必要な状態だと話しに聞いた。 

その途端ですよ、プロポーズ。 
「苦労かけるかもしれないが、共に乗り切ろう。結婚しよう。」だって。 
その何日か前に「結婚する気ない、結婚なんて意味が無い」って言ってたのに…。 
この結婚の目的が、生涯を共にするものじゃなくて親を介護する為 
だけの結婚だってのは明らかに見えていたので、お断りした。 
冷たいかと思われるかもだけど、このタイミングのプロポーズに 
スッと心が冷めたんだよね…、冷めたらもうどうしても駄目だった。
その後、「結婚したがってたじゃないか」とか色々元彼に言われたけど 
私の思っている結婚とあなたの描いてる結婚は違うものですよねー^^ 
と毎回言ってスルーしたら、その内こなくなった。(仕事と介護で忙しくなったのかも) 
後に、元彼に泣きつかれて仲を取り持とうとする友人や説教を 
してくる知人も出てきたけど、「そんなに可哀想と思うならあなたが 
付き合ってあげたら?」とか「あなたの妹や友人が同じ立場でも今の 
説教できますか?」というと、皆もごもごして去っていくんだよね。