387 :
ギターで思い出した。 
さだまさしが知人の息子さんの結婚式に招待され、 
わらかしてくすぐる彼流のスピーチをこなしたあとで 
知人のリクエストであった「秋桜」を 
しみじみと歌いだしたそうな。 

歌っている最中、高砂席のほうから 
涙ぐんでいるどころではないすすり泣きが聞こえてきて、 
歌いながらそちらに目を向けると 
新婦が突っ伏して泣いている。 
(あ、曲選間違えたかな…)と内心うろたえながら 
それとなく会場を見わたすと 
新婦の友人、新婦側の親族と思しきかたがたが 
みんなぼろぼろ泣いている。 
歌い終わったあとのどよーんと盛り下がった雰囲気に 
心からすまない気持ちになってしまったそうな。 
あとで聞いたのだが、新婦の生みのご母堂は 
数年前に他界されていて 
母親席にいた方は後妻さんだったそうで。 

こりゃさだまさしの罪じゃなくて 
新郎の親の配慮不足だよなあ。