一昨年の私の父が亡くなって初めての正月に、 
今年は義実家に行かずに、父の位牌とともに年越しをしたいと 
私&息子の願いで義実家詣でをしなかったとき、 
トメから絶叫のような声で 
「おとうさん(義父・5年前に死亡)の仏壇に手も合わせないなんて!なんて嫁! 
おまえなんか嫁とも孫とも思わないわ、死んじまえ!」という 
たいへんありがたいお言葉をいただいた。 

翌年、嫌々ながら元日の朝に行ったとき、 
近居のコトメちゃん(仲良し)夫婦の家に 
「何をしてるの!本家はこっちなんだからそっちの仏壇より先に 
こっちに参るべきでしょう!! 
それができないんなら、仏壇なんか捨ててしまいなさい! 
いらない人が入ってるだけなんだから!」とダブスタしたトメ。 
(コトメちゃん、ウトさんを亡くした良トメさんと同居。 
もちろん、うちのトメとの血縁関係は無いし、 
トメはウトの転勤にくっついて今の土地に来たんで、 
別に本家も分家もヘッタクレもない。) 
コトメちゃんブチギレ。 
かわいいコトメちゃん泣かされた私もぶっ切れた。 

で、今年の正月。 
毎度毎度の同居要請をしつこいくらいに 
正月の挨拶代わりに済ませて、新しくできたカレシとドライブに 
いそいそと出かけていったトメ。 
それを見計らって、計画遂行! 
夜に帰ってきたトメが見たのは、庭に放り投げられ、 
ズタズタになったウトの仏壇と位牌・・・ 

半狂乱になりながら私につかみかかるも、 
「私たちにこちらへ同居しろと言われるので、 
同居を考えているのですが、その前に私の家の仏壇と同じ屋根の下に、 
こちらの仏壇をおいておくことはできませんから、 
悪いとは思いますが、処分しました」と冷静に言い放った。 
トメは「おまえのバカ親なんか、ゴミ捨て場に捨てれば良かったのに 
わざわざ葬儀して仏壇作っただけでむかつくのに、 
なんで私の大事なおとうさんの仏壇を壊した!!」と吠えるトメに 
コトメちゃんが 
「嫁の家の方が本家なんだって、お母さん去年私に言ったじゃない。 
私の舅の仏壇なんかどうでもいいって。 
それって、お義姉さんにしてみれば、自分ちが本家でしょ? 
なら壊されて捨てられても仕方ないんじゃない?」 
と言われ、一人息子であるダンナにも、「そうそう、妹の舅をいらない人というなら 
親父だって嫁からすればいらない人だよな」と追い打ちかけられて 
トメ、すっかり凹んでしまった。 

それから数日後、トメ、カレシの家で一緒に住み、 
義実家を処分することにしたそうだ。 
カレシも×イチ(死別)なんで、あちらの仏壇を今後は磨いてくれるだろう。 
何がDQかって、ウトの仏壇はちゃんと私のところにあること。 
位牌も仏壇も新しく揃え、お寺さんに頼んで生を入れ直してもらい、 
お寺さんに「処分OK」の返事をもらってから叩き壊したわけ。 
もちろん、残骸はお炊き上げしてもらった。 
私の父は私が一人っ子なので、位牌は3回忌を越えたら 
永大供養しなさいと言い残したので、問題無し。 
これで静かな生活が送れるだろう。あーよかった。