子供の頃よく私は物を盗まれてました。 
文具はもちろんの事、キャラクターの靴まで(靴下で帰る事もしばしば)。 
母からはいつも、「馬鹿だねーお前は!どうせ、無くしたんでしょ?」 
と、笑顔で頭を叩いた後に(不足になった物のみ)買ってくれてました。 

後々になってから母に教えられたんだけど、 
母が担任に相談したら(娘が年中物を盗まれて困ると) 
「○○さんの所は裕福だから、的にされてるのでしょう。 
他の子供に寄付をするつもりになってあげて下さい。 
彼等は鍵っ子で可哀想な子供達なのです。 

叱っては子供達が悪い方向に走ります。 
○○さんが新しい物を買ってあげてるのですから、 
今のままで我慢してもらえませんか? 
盗む子達の事を許すという事を娘さんに教育してあげてください」 
と言われたそうで。 
担任も、私の名前が書いてある文具や靴等を他の生徒が持ってても 
黙ってそれを見ていたようで…。もちろん母は激怒したそうですが。
しかし、私が他人を怪しむ子にさせたくなかったので、 
物を盗まれるのでは無く、物を無くすのでしっかりしろと教育したそうです。 

こえだちゃんシリーズを新製品が出る度に買ってもらっていたのですが、 
テレビで宣伝する度に「買ったの?」と遊びに来て、 
家ごとバックに入れて帰ろうとした子供も何人かいたとか。 
あの人達は多分、大人になっても変わらないと思います。