近距離の義実家。 
昔の木造家屋で無駄に広いが寒い汚い。 
年に一度、屋敷内に上がるか上がらないかの私。 
「もっと遊びに来い!来たら飯作れ!」とトメは言います。 
私もそんな暇人じゃないし、汚屋敷にいると体調が悪いのでなるべくスルーしてました。 

そんな中、埃まみれで喘息の発作の危険を侵して義実家に年始の挨拶に行ったら 
屋敷内に入るように強要され、親戚の人たち数人が茶の間に集結していた。 
屋敷は広いのに茶の間は6畳しかないので、親戚7人も座れば立つ場所もなく 
私は冷たい床の台所に立たされる形になった。スリッパも無し。 
そこで、これから先同居とか考えているのか?とか将来のこととか色々質問された。 
「こんなに広くて古いけど趣のある家ですもの、 
嫁ならお義母さんを手伝って掃除の一つでもしないの? 
女として恥ずかしいわよ?」 
と親戚の前でトメに言われたので 

「それってもしかしてトメさんを見習って 見 え る と こ だ け 
掃除しろって事ですか?それとも、 
お豆腐が入っている容器も捨てないで奥の部屋に大切に保管して 
嫁の作った料理をその中に入れて皿代わりにウトさんに出す事ですか? 
それとも・・・・」 
と言葉の途中で「よ、嫁子ちゃん、皆にお寿司の出前頼んできて」と言われたので 
「判りました。あ、お醤油皿は奥の豆腐が入ってた容器で良いんですよね?」 
とダメ押しした。 
ずっと言いたくて、でも目上の人だし旦那の親だし気を使ってた。 
こっちは沢山気を使っているのに、向こうは使用人感覚。 
これってズルイと不満がずっとあって、ここのスレを見ながら 
いつか言ってやろうと頭の中でシュミレーションしててやっと言えた!! 
最後、トメは私を追い出して、今日仕事で来れなかった旦那の携帯に 
物凄い剣幕で愚痴ったらしいけど、「恥ずかしい親ですまん」と小さくなってた。 
もう、大人しい嫁子は卒業しますっ。